医療機器向けガラス製品の加工・研磨
I N D U S T R Y
03医療関係
各種医療機器向け光学部品
光の情報を電気情報に変換するイメージング&センシング技術は、これからの医療機器の分野で大きな可能性を秘めています。
イメージング技術の分野では、より高精細な映像を映し出すために光学部品の品質向上が重要度を増しています。レーザーを利用した分子の分析といった高度な技術にも、光学部品の表面精度や透過率・反射率などの光学特性が重要です。
さまざまな波長や光の強度を使用するセンシング技術の分野でも、たとえばX線など目に見えない光を検出するために、鉛を含有する高屈折材料やコーティングを施した光学部品が必要となります。


STRONG POINT
飯山特殊硝子の強み
医療は日々刻々と進歩しております。それを支えるのが、内視鏡や顕微鏡を用いた体細部の観察に用いられる光学機器の高性能化です。より深部への観察が可能になることで病気の早期発見につながり、新たな治療の可能性も拡がります。
このように、身体に直接影響する医療機器向けの部品には、高い精度と品質が求められます。飯山特殊硝子は積み重ねてきた精密硝子加工の技術により、こうしたニーズにお応えしております。
TECHNOLOGY
& KNOW-HOW
各種医療機器の課題を解決する
技術とノウハウ
飯山特殊硝子では、以下の技術・ノウハウを通して
各種医療機器の課題を解決します。
研磨技術
医療機器向けのガラス製品には、医療検査装置に組み込まれるものもあります。飯山特殊硝子は精密な研磨技術により、厳しい外観品質条件が要求されるガラス部品のニーズにお応えしてきました。加えて色ガラスフィルターも各種取り扱っており、X線や放射線の遮蔽ガラスには欠かせない鉛ガラスなど、重金属が含有した難硝材の研磨も可能です。
精密加工
人体に入る医療用内視鏡向けのカバーガラスには、安全上面取り加工が必須です。飯山特殊硝子は直径0.5mmサイズの小さな基板でも、両面に面取りを施す事が可能です。もちろん色ガラスフィルターもさまざまな形状に加工できます。
測定技術
厳しい外観品質が要求される医療向け光学部品。飯山特殊硝子ではお客様のご要望に応えるため、熟練検査員の目視による官能検査だけではなく、マイクロスコープや顕微鏡による欠陥の検出も行っております。また小径基板の測定でも、画像測定機により面取りのサイズに至るまで保証する事が可能です。
材料
医療機器向けガラス製品は、光を使用した検査装置や各種センサー等に使用されます。飯山特殊硝子では、各種光学ガラスから色ガラスフィルターまで、お客様のニーズに合わせて対応する事が可能です。
飯山特殊硝子ではお客様のご要望に素早く対応するため、豊富な種類の硝材を保有しております。特殊な硝材や入手困難な硝材でも、各硝材メーカーとのつながりを活かして素早く入手する事が可能です。
REQUEST FLOW
依頼の流れについて
お問合せ
ご依頼の内容をお伺いします。場合によってはこのタイミングで図面や仕様をいただくこともあります。

見積
具体的な用途や、希望される製品の仕様などをヒアリングします。その後、お見積りをご提案します。

受注
お見積り内容に同意いただいたうえで正式な受注契約を結びます。その後、必要に応じて材料の手配等を行います。

製造・加工・検査
必要な材料が揃ったら、精密加工や研磨、測定などの行程を経て製品を仕上げます。

品質保証・出荷
製品を検査し、検査表を付けて出荷します。
