可視化部品|ガラス加工・研磨

T E C H N O L O G Y

可視化部品

可視化部品とは、産業製品の研究開発に欠かせない「内部を見るための部品」のこと。たとえば自動車のエンジンに使われるシリンダー(通常は鋳物製)をガラスに置き替えて、内部の燃焼状態を可視化するなどがその典型です。ほかにも航空・宇宙産業や医療・バイオ産業の研究開発でも、可視化部品は重要な役割を果たしています。

可視化部品をつくるには

可視化部品に求められる重要な要素は「透明であること」と「強度・高耐食」です。高い透明度を実現し、過酷な環境でもそれを維持するためには高精度の研磨技術が欠かせません。また耐食性や高熱や水圧や薬品による腐食といった過酷な環境で安全に性能を発揮するには、高い強度が求められます。

こうした技術は通常のガラス加工とはまったく別物です。特殊な硝材の取扱い技術と加工技術、加工後の検査技術など、いくつもの技術を積み重ねることで高度なニーズに応えることができます。

POINT

ここがポイント

飯山特殊硝子では、以下の4つの技術とノウハウで可視化部品のニーズにお応えしています。

USE CASE

こんな業界で使われています

可視化部品はさまざまな分野の研究開発で利用されています。以下はその代表例です。

例)内部を観察するガラスパイプや観察用のぞき窓など

自動車業界

自動車用の内燃機関(エンジン)開発に利用されています。

例)ガラス製シリンダー・ピストン・インジェクションノズルなど

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航空・宇宙業界

自動車業界と同じく、内燃機関開発の際に利用されています。

例)ジェットエンジン用の可視化製品など

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バイオ・医療品関連業界

医療用器具や検査器具に組み込まれる部品の一部に利用されています。

例)検査装置向けの高精度ガラス、内視鏡用のカバーガラスなど

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REQUEST FLOW

依頼の流れについて

お問合せ

お問合せやご依頼の内容をお伺いします(このタイミングで図面や仕様をいただくこともあります)。

見積

想定される用途、希望される製品の仕様などをヒアリングします。その後、ご提案とお見積りを提示します。

受注

ご提案内容に同意いただいたうえで契約を結び、受注となります。必要に応じて材料の手配なども行います。

製造・加工・検査

必要な材料が揃ったら製造を開始します。精密加工、研磨、測定などの工程を経て製品にします。

品質保証・出荷

高精度の測定機械と職人の目で製品を検査し、検査表を付けて出荷します。

ガラス加工のお悩みは
飯山特殊硝子が解決します

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